情報を読解する能力がいる

 

 

 インターネットから情報を収集することは日常的に行われていますが、インターネットが普及している今でもいろいろな分野の情報が日々一覧できる新聞、や特定の分野のまとまった情報が週間、月刊で定期購読できる雑誌の重要性は高いものです。

 いずれにしろ、電子情報をプリントアウトした紙や新聞、雑誌の紙情報が机の上に山積みにされることになります。

 私たちは、それらを積んでおくことで読んだつもりになってしまいます。大切な情報が手元にあるため安心してしまいます。必要なときに読めばいいと思っていますので、いつまでも読まれることはありません。

 そこで、IT革命が進めば進むほど、次から次へと入手した情報を読み取る 「読解力のスピードアップ」 が必要となります。そして、読み取った情報はその場で一言の大きさにまとめて記録することが大切です。

 残念ながら、読解力のスピードアップはコンピューターに頼ることはできません。自分が後で利用しやすいカタチである一言の大きさにまとめることもコンピューターに頼ることはできません。

 速読術ではなく、「速解術」を修得したいところです。一言の大きさにまとめる要約力のスピードアップも要求されます。

 これはIT革命時代だけではなく、永遠のテーマかもしれません。